サイゴン大教会、ベトナム戦争の歴史を肌で感じられる壮大なカトリック教会！

ホーチミン市（旧サ イゴン）は、活気あふれる街並みに美味しいベトナム料理、そして歴史的な建造物などが魅力の都市です。今回は、ホーチミンのランドマークの一つであるサイゴン大教会を紹介します。

サイゴン大教会は、フランス統治時代1870年代に建設が始まったカトリック教会で、当時のフランス建築様式が色濃く残る壮大な建物です。赤レンガ造りのファサードと、高い尖塔が特徴的で、遠くからでもその存在感を放っています。教会内部には美しいステンドグラスや彫刻が飾られ、静寂な空間が広がっています。

歴史が息づく聖地 サイゴン大教会は、単なる宗教施設としてだけでなく、ベトナム戦争の歴史を語る重要な場所でもあります。1960年代から70年代にかけて、アメリカ軍がベトナム戦争中にこの教会を軍事基地として使用していました。当時、多くの負傷兵や捕虜がこの教会で治療を受けたり、収容されたりしていました。

教会内の壁には、当時の様子を伝える写真や資料が展示されており、ベトナム戦争の悲惨さを静かに訴えています。サイゴン大教会を訪れることで、歴史的な出来事を肌で感じることができ、ベトナムの人々の苦悩や勇気を理解することができます。

建築美と信仰の融合 サイゴン大教会は、建築的にも魅力的な場所です。

教会周辺の魅力

サイゴン大教会は、ホーチミン市の中心部にあるため、周辺にも多くの観光スポットがあります。教会のすぐ隣には、フランス植民地時代の面影を残す郵便局や、おしゃれなカフェが立ち並びます。また、徒歩圏内には、活気あふれるベンタイン市場や、歴史的なノートルダム大聖堂などがあります。

訪問ガイド

• 営業時間：毎日午前7時30分から午後6時まで
• 入場料：無料（寄付歓迎）
• 服装：教会への入場は、露出の少ない服装でお願いします。
• 注意点：教会内では静かに過ごしてください。写真撮影は許可されていますが、フラッシュの使用は控えてください。

サイゴン大教会は、歴史と建築美が融合した魅力的な観光スポットです。ホーチミン市を訪れた際には、ぜひ足を運んで、ベトナムの歴史や文化を肌で感じてみてください。